縮毛矯正をしに街へ行ったので、こないだ見れなかった「仏と神と侍と」を観に行きました。縮毛矯正をかけたせいで、悪い意味で幼くなった気がします。美術館の方に学生と間違われましたが、素直に喜べない年齢になりました。もっと垢抜けたいよ....
でも、久々に前髪を作ったり、サラッサラのショートになったので、にっこにこしています。明後日、友人と福岡に遊びに行くので、お洒落していきたいと思います。楽しみです。
せっかくなので、両方の展示会に行けるチケットを購入しました。
美術館コレクション 仏と神と侍と
どうも知識皆無マンです。久々に元寇とか朝鮮戦争とか聞きました。解説に書いてある中で分からないことが多過ぎて、解説の解説としてその場で調べた用語を備忘録がてらにまとめておきます。無知過ぎて絶望したとしても、見捨てないで下さい。そして情報に誤りや付け加え等あれば遠慮なく教えて下さい。
鏨(たがね)
鏨とは、金属や岩石を加工するための工具の一種。鋼鉄製で、一般的につちとともに用いる。たがね とひらがなで表記されることが多い。漢字では鏨と書く。 金属を加工する場合、削る作業つまりいわゆる「はつり」に用いたり、金属版を切断したり、凹凸をつけたり、やすりの刃を形成するためなどに用いる。(wikiより)
仏立像の制作で使用した道具の1つとして紹介されていました。まず読めませんでした悲しい。打ち付けるあれです。
花押(かおう)
花押は、自署の代わりに用いられる記号もしくは符合であって、その起源は直筆の草書体にある。草書体の自署を草名とよび、草名の筆順、形状がとうてい普通の文字とは見なしえない特殊性を帯びたものを花押という。(wikiより)
誰かの書の最後に書いてありました。初見。
草書体という言葉を久々に聞きました。高校は書道部でしたが、草書体は難しいので多分死ぬまで書くことはもうありません。無意識に書く文字が綺麗になりたいな〜って常日頃から思っていますが、気付いたら象形文字を書いています。気を付けよう....
字がめちゃめちゃ綺麗だけど、写真が下手。
今度、写経教室行こうかなって少しだけ思って調べはしました。なお。
釉薬(ゆうやく)
釉薬は、陶磁器や琺瑯の表面をおおっているガラス質の部分である。陶磁器などを製作する際、粘土などを成形した器の表面に薬品をかけて生成する。粘土や灰などを水に懸濁させた液体が用いられる。(wikiより)
緑釉柑子口水注の説明書きに載っていました。
(公式ホームページより)
丈夫になるのと、質感の表現に使えるらしいです。日常の陶器に対しての熱量はそこまで高くありませんが、ちょっと良い湯呑み1つ位欲しいな〜って地元の陶器市の広告を見ながら、ゆるく思っています。いつか買います。
ちなみに、何も塗らないと素焼きだそうです。それはそう。
鋒(きっさき)
①ほこさき。きっさき。刃物の先端。「鋒刃」 ②勢いのするどいたとえ。「鋒起」「舌鋒」 ③さきて。先陣。「先鋒」 ④さきがけ。物の先端。(goo辞書より)
まーた読めませんでした。書いたことも多分いままでありません。とりあえず刃物の先であることは分かりました。
化仏(けぶつ)
仏語。 衆生 (しゅじょう) を済度 (さいど) するため、機に応じて如来が出現させる仮の仏形。 また、菩薩 (ぼさつ) などがその本地仏を表示するため、頭上に表す仏形。 観音の頭上の阿弥陀像などがある。(goo知恵袋より)
つまり、仏様の頭の上に載ってる仏様のことであってますか....???いくつかサイト読んだんですけど、確信が持てていません。
頂相(ちんそう)
似顔絵ではなく、別の言葉が用意される辺り、お顔が尊くて相当価値あるってことなんでしょうかね....。修行僧が1人前になったら、与えられるらしいんですけど、貰ってどうするのかはまだ分かってません。勉強します。
改易(かいえき)
原義では律令制度において現職者の任を解き、新任者を補任することである。中世以降は刑罰の一種と見なされ、鎌倉時代から室町時代においては守護や地頭職の変更と所領の没収、江戸時代においては大名や旗本の所領、家禄、屋敷の没収および士分の剥奪を意味した。なお、後者の場合、除封ともいい、所領を削減されることは減封という。武家社会においては蟄居より重く、切腹より軽い刑罰とされる。(wikiより)
清正公の何かしらの解説に載っていました。でも、恐らく忠広のことだと思います。(調べた)
ひとまず、武家諸法度に違反したら、改易になることは分かりました。武家諸法度って、習ったなぁ....
払子(ほっす)
仏教の法要の際に僧が威儀を示すために用いる法具である。麈尾(しゅび、しゅみ)、白払(びゃくほつ)ともいう。(wikiより)
これで煩悩祓えるらしいです。絶対自分に必要です。
細川コレクション 雅―細川家の歴史と美―
海鼠透(なまこすかし)
宮本武蔵創案とされる大振りな楕円形の透し模様を左右対称に配した簡素なデザインの鐔がある。この透し模様が岩浜に棲息する海鼠の形態に似ているところからの呼称だが、創案者の名前から武蔵鐔とも呼ばれており、剣豪でありかつ文化人としても名を成した宮本武蔵の質実なる感性を、その形状から読み取ることができる。(Weblio辞書より)
なまこの読み方、初めて知りました。画像検索して頂くと伝わると思いますが、どうしてなまこからこのデザインに落ち着くのかが分かりません。どこの形がなまこなんでしょうか。本当に分からないので、有識者の方教えて下さい。
余談ですけど、シャネルにちょーーーっとだけ似てませんかそうですか....
参考:https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/199237.pdf
見て回っていたら、ぜひと勧められて頂きました。イラストが可愛くて親しみやすいのと、仏像素人の私にピッタリの解説でした。他に何人かお客さんがいたんですけど、見にきていた子どもにしか配られていなかったので、恐らく素人を見抜く力があるんだと思います。
そして最後に30年以上前に行われた展覧会の絵葉書を下さりました。郵便番号が5桁で、その上から7桁のシールが貼ってあって笑いました。誰かに送りたいな〜!
ここまで読んでいただいた方はお分かりかと思いますが、本当に知識ぺらっぺら無知野郎です。何から勉強して良いかも分かりませんが、手始めに見る行けるものから、吸収していきたいと思います。おすすめの勉強方法等あれば、教えて下さい。
帰り道に見たサクラマチです。
反射したガラスの水色が好き過ぎるので、スポイトしてその色の万年筆のインクを作りたいです。ただ九州で作れるところが無いので、いつか九州脱出した時に挑戦したいと思います。